英語の勉強もいいんだけど、他の言語にも興味が出てきた
英語以外の言葉を学ぶメリットってあるかな?
うん、英語はビジネスや留学でも役に立つことが多いけど、英語以外の言語ができるといいこともたくさんあるんだよ
今回は、英語以外の言語を学ぼうと思っている人に多言語学習のメリットをお伝えします。
ざっくりと言ってしまうとこんなメリットです
‐就職・仕事で有利
‐その国の正しい情報を知ることができる
‐英語の学習がカンタンになる
‐旅行先で楽しめる・英語圏以外の友達ができる
へぇ~、海外旅行が楽しくなるとかだけじゃないんだね!
私は現在、非英語圏の欧州で暮らしており、周りには英語を話す人がほとんどいません。
「グローバル社会」と言われる時代でも、先進国であっても、多くの人は現地語しか話せない人が多いのです。
そのため、必要にせまられて現地の言葉を勉強していますが、勉強をしていく中でメリットも見つけることができました。
日本人の友達が欲しいけど、まったくいないんだ・・
英語だけではなく他の言語を学んでみようと思っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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英語以外の言語を学ぶメリットはけっこうある
英語を学ぶのももちろん大事なんですが、英語以外の言語も実は学ぶといいことが数多くあるのです。
【英語以外の言語を学ぶメリット】
仕事で役立つ/就職に有利になることもある
その国(言語圏)の正しい情報を知ることができる
英語学習がカンタンになる
海外旅行がもっと楽しくなる
英語圏以外の友達ができる
ここからは1つずつをもうすこし細かくみていきましょう
英語以外の言語が仕事で役立つ場合がある
就職や転職となると、履歴書にTOEICのスコアを書いて英語力をアピールする人も多いですが、英語以外の言語ができる人も就職で有利になることがあるのです。
英語+中国語は就職に強い
急速に拡大を続けている中国は、話者人口も世界トップの言語です。
国内には日本語のできる中国人も数多くおり、日本社会でも活躍していますが中国語の話せる日本人の数は多くありません。
そのため、中国語の読み書きのできる日本人は会社にとっても非常に欲しい人材になります。
中国語の文法は英語と似ている部分も多く、漢字を使用する言語のため、英語をすでに学んだ日本人であれば、早い段階から理解することができる言語ですが、発音を習得するには時間がかかります。
中国には言葉が数多くありますが、多くの人が学ぶのが「マンダリン/普通語」と呼ばれる、中国語で大陸でも最も多くの話者がいる言語です。
習得するには時間のかかる言語だけど、身に付けたら就職で確実に有利になる言語だね!
中国語学習をする人は「中国語検定」「HSK」の試験対策もやっていきましょう。
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英語+もう1言語で就職が有利になることも
中国語の他にも、世界的に需要の高い言語は数多くあります。アメリカ・南米との結びつきのある会社であればスペイン語が、アフリカとやり取りを行う会社の中にはフランス語が求められる場合もあります。
東南アジアとの取引の多い会社であればインドネシア語やマレー語ができると重宝される場合もあります。
仕事でも使える外国語を学ぶ場合は、ニーズをしっかり見極めてから学ぶ言語を選ぶようにしましょう。
その国(言語圏)の正しい情報を知ることができる
私たちの多くは、情報をあつめる時に日本語でしか検索を行いません。
けれど、日本語で書かれた情報は「情報のすべて」ではありません。
英語ができると、ネット上の情報の約半分を知ることができますが、さらに他の言語を学ぶことで、より多くの正しい情報を手に入れることができるのです。
日本語でも海外の情報って読めると思うけどなぁ・・
日本語で集められる情報はどうしてもかたよってしまうんだよ
その国の正規なモノの価格も分かるのでビジネスチャンスも訪れる
あなたが英語以外の言語を知っていると、その言語圏で流通しているモノの正規の金額を知ることができます。
国内で売られている輸入品の中には、現地の価格よりはるかに高額に売られているものもあります。
(送料や保管費用もあるので大儲けしてるわけではないですが)
あなたが現地の言葉を上手に話し上手く交渉して安い買い付けに成功したら日本で商売をすることもできますね。
また、商品の取引だけではなく、現地語でネット上の情報も集めることができるので日本のサービスを海外で広めたり、海外のサービスを日本に広めるといったビジネスチャンスもあふれています。
オンライン翻訳を使えば日本語でもできるんじゃないの?
マイナーな言語の翻訳はクオリティも低いし、個人的な連絡をするためには現地の言葉を知っていると有利だよ
オンライン翻訳の質は少しずつ上がってきていますが、英語や中国語などの翻訳と比べその他の言語の自動翻訳の質はまだ良いとは言えません。
そのため、現地の言葉を知っていることはビジネスでもとても有利に働くのです。
海外旅行の時でも現地の最新情報を知ることができる
日本語で情報が少ない国であっても、あなたが旅行先の言語を知っていれば、その国の最新情報や開催中のイベントを知ることができます。
現地の文字が読めるとレストランのメニュー選びや券売機での電車のチケットを買うといったことにストレスがありません。
公共交通機関も使いこなすことができたらお得に旅ができるよ!
英語が通じないところでも、タクシーばっかり使わなくてもいいんだね!
多言語を学ぶと英語学習がカンタンになる
英語をすでに学んでいる人は、日本語と英語の語順が違うことを知っているでしょう。
文の語順やルールのことを「文法」と呼びますが、英語以外の言語を新しく学ぶと「英語との共通点」または「日本語との共通点」を見つけることができます。
文法の場合もあれば、単語の場合もあるんだよ
外国語を学んでいる中で「共通点」を見つけると、語学学習が一気に楽になります。
例えば、韓国語であれば文法のカタチは日本語とほぼ同じ上に単語も日本語と共通の言葉が存在します。
留学時代に、日韓の友人の中で「完全に通じる!」と驚いたのが
「ビミョーな三角関係」「マッサージ30プン(分)無料」という言葉でした。
韓国語は日本人にとって学びやすい言語なんだね!!
ハングルも読み方を覚えたらカンタンだよ♪
「英語はできないけど他の国の言葉を学びたい」という人には韓国語がおススメです。
言語によっては英語との相関関係があり、相互に伸ばせる
ヨーロッパの言語には文法上英語と似たカタチを持つ言語も数多くあります。
英語はヨーロッパのゲルマン語派の1つであり、同じグループにはドイツ語、
オランダ語が入ります。
このゲルマン語派は『インド・ヨーロッパ語族』と呼ばれる語族で、ケルト語やラテン語も同じグループに入ります。
そのため、英語を勉強してきた人がドイツ語・オランダ語を勉強すると「英語によく似てるなぁ」と思いながら学べるわけです。
「英語だとこういう表現がドイツ語だとこうなるのか・・」と学んでいくうちに英語もドイツ語も理解ができるようになるのです。
大学の先生が「英語、ドイツ語をやった後だと、オランダ語の勉強は半分の時間でできる」と言ってたよ
あっという間に3か国語できるわけか!
私は現在フランス語を学習中ですが、文法はともかく単語に関しては英語と共通する言葉も多いため、助かっています。
文法は・・ホントに泣かされてるけどね💦
まぁまぁ、、単語が分かるだけでもいいじゃん
日本語と似ている言語に関しては「相互に伸ばせる」というより「簡単に学べる」と言った方が正しいですね。
マイナー言語の学習も英語なら教材が見つかる
あなたの学びたい言語が中国語や韓国語、ドイツ語、フランス語といった比較的メジャーな言語であれば日本語で書かれた参考書や文法書を手に入れることは難しくありません。
けれど、ポルトガル語やデンマーク語、インドネシア語といった比較的マイナーな言語を学びたい場合にネックとなるのが教材探しです。
モンゴル語とかフィンランド語とかになるとさらに大変だよ
本屋さんで見かけないもんねぇ・・
マイナーな言語は、英語から学ぶのが一番です。
英語は世界の共通語でもあるため、あらゆる言語の参考書や文法書が存在します。
例えば、私は現在Duolingoでアラビア語とフランス語を学んでいますがどちらも「英語-アラビア語」「英語-フランス語」で学んでいます
日本語では扱っていない言語であっても、英語からであれば世界中の言語をカンタンに学ぶことができるのです。
ついでにいうと、英語に書き換え練習で英文法の復習もしてる!
無料でソレっておいしいなぁ
英語で他の国の言語を学ぶ場合、無料の教材やアプリがあるため低価格で学べるという大きなメリットもあります。
海外旅行がもっと楽しくなる
英語圏の国に遊びにいく場合は英会話ができれば楽しめますがそれ以外の国に行った場合に、現地の言葉を知っていると楽しさが一気にふえます。
英語が通じにくい国の旅行も楽しめる
英語圏以外の国で「英語で道を聞いたけど、通じなかった」という経験をした人は意外に多いはずです。
観光客に大人気のお店であれば英語が通じるとしても、ローカルの食堂や地元の人に人気のお店では英語が通じないことがほとんどです。
「観光客向けじゃないお店にいきたい」「地元の人が集う場所にいきたい」そんな人は現地の言葉を学びましょう!
海外旅行がもっともっと楽しくなるね!
ぼったくりに遭う可能性が減る
世の中には観光客をダマすことで生計を立てている人も数多くいます。
言葉が話せずに不安なアナタに近寄ってきて、あの手この手でお金を取ろうとするのです。
もしあなたが現地の言葉を話せたら、そういったぼったくりから身を守ることもできます。
(100%ではないですが)
言葉ができない人をカモにしてるんだよね・・
言葉ができなかったとしてもあいまいな態度を避けるだけでも悪い人を追い払うことはできるよ!
現地の人と仲良くなれるチャンスもできる
旅行先の国によっては英語を話す人が少ない場合もあるでしょう。
あなたが現地語を話すのを聞いたら多くの場合、相手はとても喜びます。
フレンドリーな人の多い国であれば、あなたが現地の言葉を話せたら喜んでご飯をおごってくれたり観光案内をしてくれることもあり、旅先で特別な経験をすることができるでしょう。
多言語でアイサツを覚えておくだけでも反応が良くなる
「旅行にいく程度で外国語の勉強なんてできないよ」という人はアイサツだけでも覚えておくと良いでしょう。
「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「おいしかったです」といったアイサツ表現を言うだけでも相手の反応はまったく変わります。
私は非英語圏出身の友達ができたら必ずその人の国の言葉で
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」を覚えるようにしています。
個人的に好きなのがスロバキア語の「Ahoj!(アホイ)/こんにちは」とトルコ語の「teşekkür ederim(テェシキュル・エディリム)/ありがとう」ですが、これはそれぞれの友人から教えてもらった言葉です
英語圏以外の国の友達ができる
あなたが英語を話すことができたら、それだけで友達になれる人の数も多くなりますが話せる言語の数が増えれば触れるほど友達になれる人が増えてきます。
英語圏以外の人の価値感を知ることができる
言語を理解することでその言語を話す人たちの国民性や文化、習慣を知ることができます。
世界には閉鎖的な国民性、開放的な国民性など色々な性質の人たちがいますがあなたがその国の言語を学ぶことでそうした人たちの心の中に近づくことができるのです。
「英語が大切」って思っていない人たちも中にはいるから、異なる価値観を知ることもできるよ
「英語以外の言語を学んでみようかなぁ」と思った人はコチラの記事も参考にしてみてくださいね
おまけ:ヨーロッパには〇カ国語話せるって人が多いけど・・
テレビやYouTubeで「私は〇カ国語話せます」って外国人を見ることはありませんか?
私たちからすると「え!英語だけでも大変なのに何カ国語も話せるなんて・・スゴイ!」って思いませんか?
でも、ヨーロッパの言語が家族のような関係にあることを考えると多言語ができる人は私たちが考えるほどすごくもないことなのです。
ヨーロッパの言語は似ているので3か国語くらいできてもすごくない
ヨーロッパの言語は、元をたどっていくと『インド・ヨーロッパ語族』に属する言葉がほとんどです。
例えばイタリア語・フランス語・スペイン語はラテン語から派生した言語なので「兄弟同士」みたいな関係です。
ラテン系のロマンス語族に入るのは他にポルトガル語、ルーマニア語などもあります。
また、ドイツ語と英語は同じゲルマン系の言語であり、その中間的立ち位置にいるのがオランダ語と呼ばれています。
つまりここも兄弟。
ゲルマン系の言葉には、その他スウェーデン語、デンマーク語アイスランド語などがあります。
また、少しマイナーになりますがロシア語はスラブ系言語になり仲間としてはウクライナ語、ポーランド語、チェコ語、スロベニア語、ブルガリア語、スロバキア語などがあります。
このように「爺さん・婆さんは同じ」関係の言語が集まっているため互いの言語は学びやすいのです。
つまりは大きな家族ってことなんだね!
英語の壁を超えたら多言語学習は怖くない
つまり、あなたが「多言語ってカッコいいなぁ」と思うのであれば、まずは英語をある程度まで習得してみましょう。
その後ヨーロッパの言語を学ぶと「英語と似てる!」と思いながら勉強ができるのです。
学ぶ言語にこだわらない、という人であれば日本語に似た韓国語・モンゴル語を攻めるか、英語に似たドイツ語・オランダ語を攻めていくのがいいかもしれません。
まとめ
英語以外の言葉を学ぶことにはメリットが数多くあります。
英語を学ぶことで英語圏の価値観を知ることができますが、学ぶ言語が増えるとそれだけ他の価値観や文化を知ることにもなります。
英語以外の言語を学ぶことは、知的好奇心を満たすだけではなく、仕事や旅行など様々な面でメリットが多いのです。
今では無料で多言語を学べるアプリも数多くありますので この機会に新しい言語の勉強をしてみてはいかがでしょうか。
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